【報告】雨の輔仁会ゴルフ 20期が初優勝
2025.08.10
6月21日(土)、札幌エルムカントリークラブ(恵庭市)において、第23回輔仁会ゴルフ大会が行われました。個人戦はハンディキャップを考慮する「ネット順位」で争われ、宮内徹さん(46期)が総合優勝。また女性優勝の栄冠は、岡野祐規子さん(35期)の頭上に燦然と輝きました。いっぽう団体戦では、20期チームが長年の宿願を果たし、初優勝。
当日午後はあいにくの雨天でしたが、16チーム・120名余りの西高卒業生が参加し、大いに交流しました。
お昼前の開会式に続く始球式を引き受けてくれたのは、輔仁会会長の笠間聖司さん(34期)と、今年度の当番期にあたる47期の坂野王保(きみやす)さんです。2人が同時に金ぴかの専用ボールを思い切り打つと、ボールが破裂し、中に仕込まれていた色鮮やかな紙テープが風に舞うのでした。
クラブの施設内では、朝の受付時から夜の表彰式前まで、当番期47期がタンブラー・タオルハンカチ・木札などの輔仁会オリジナル・グッズを販売。47期生の子どもたち(主に小学生)も元気よく販売を手伝ってくれました。
プレーを楽しんだみなさん、ホール・アウト後はシャワーで汗を流すなどしたのち、同クラブのレストランでくつろいだり歓談したりと、和気あいあい。ここで、「西高ドリームプロジェクト2025」(寄付を募って現役西高生の夢を叶える企画)の担当者・若月裕之さん(41期)が、「現役生たちは今年も壮大な夢を語っています! それに対して私たちの予算は、それほど壮大とは言えません!」と熱いPRをし、髙橋真史さん(47期)と共に各テーブルをまわって地道に寄付を集めました。
こうして迎えた表彰式では、輔仁会イベント部の小田憲一さん(41期)と当番期イベント部の岡田留美さん(47期)による流暢な司会のもと、たくさんの賞が発表され、西高関係者らが経営する数々の企業から協賛された豪華で多彩な景品【表】が、受賞者の手へ渡りました。とりわけ初優勝を果たした20期チームの嬉しそうな驚きの表情は、記者の印象に強く残っています。世代を超えてこれだけ大規模に同窓生が交流できる機会は、非常に希少なものと感じられました。
この大がかりな行事を陰で支えてくれたのは、ゴルフ経験の有無にかかわらず集まってくれた運営ボランティア・スタッフのみなさんです。事前準備から当日の対応まで、多くの時間と並々ならぬ労力をかけて大会を実現してくれました。忙しい日々の中、真摯に取り組んでくれた姿勢に、言葉に尽くせぬ感謝と敬意を、改めて表したいと思います。本当に本当に、ありがとうございました。
【47期イベント部・広報部一同】
※この記事本文中の「期」はすべて西高全日制における卒業期です。