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校歌・百年の賛歌より
札幌第二中学校校歌
作詞 土井 晩翠
作曲 中田 章
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一 昨日は暗と荒涼と
雪とに閉ぢし北の海
今は文化の潮寄せて
光日に増す全道の
かなめ札幌ここにして
第二中学基置く -
二 荒熊月に吠えけらし
あとをいづくに求めべき
光の基、学窓の
あけくれ嬉し澄みわたる
清くも高きしらべにて
智識求むる若き声 -
三 石狩平野末遠く
雲に続きて大陸の
姿を見する雄々しさや
其気を含み粋を吐き
あらたの空に躍り立つ
若き身何の幸ぞ -
四 寒さに強き身を鍛ひ
悩みに堅き節みがき
厳冬の空、雪の下(もと)
潜(ひそ)める力草も気も
青陽(せいよう)の春待つ如く
あすの希望に血こそ湧け -
五 津軽の瀬戸の波こえて
あなたの空に爛熟(らんじゅく)の
香(かおり)に民衆(たみ)の倦(う)まん時
見ざるやここに養ひて
新の力そそぐべく
清くするどき健児団 -
六 北より下り大勢を
制せし例(たとえ)史(し)の上に
見しやいくたび鳴呼健児
第二中学光栄の
永きをつとめ北海の
郷(ごう)の力を世に示せ
札幌夜間中学校校歌
作詞 加勢 蔵太郎
作曲 工藤 冨次郎
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一 白楊(ポプラ)の森の黄昏を
夜毎に冴ゆる窓の星
理想を仰ぐ学舎(まなびや)に
力と愛を生命(いのち)にて
至誠に結ぶ誓いこそ
我等が久遠(とは)の誉れなれ -
二 明けては振ふ鉄の腕
暮れては磨く玉の胸
弛まず倦まず向上の
一路を辿る若人が
白三線の表微(しるし)こそ
我等が久遠の誇なれ
札幌西高等学校校歌
〜わが西高校に献ず〜
作詞 風巻 景次郎
作曲 平井 康三郎
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一 空ひろし 空ひろし
希望は遠し 朋の群れ
力をあはせ うち建つる
文化の光 想ふべし
若く 正しく 新しく
ああ行く雲に 創造の
調は 高く こだませよ -
二 雪しろし 雪しろし
生命は正し 朋の群
心はつよく 凜として
自律の園に 咲きにほへ
若く 正しく 新しく
ああ吹く風に 眉あげて
平和の 国を ひらかずや -
三 風きよし 風きよし
北斗は高し 朋の群
神秘の謎に つつましく
眸をつねに さし向けよ
若く 正しく 新しく
ああ若人のまみ冴えて
叡智の かげを 宿さずや
西高校
「われら」第六回文化祭の歌
作詞 佐伯 昭郎(西高六期)
作曲 朝霧 司(西高六期)
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一 北の都の 空澄みて
集へるわれら 西高生
日々に築く 創造の
つち音高く 今こそは
平和の歌と こだませよ -
二 緑の大地 手を組みて
歩みしわれら 西高生
若き生命と 情熱の
理想は高く 今こそは
平和の歌と こだませよ
札幌第二中学校・札幌西高等学校
応援歌
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一 逢魔の時なる黄昏に
見よや黒龍雲を呼び
降魔の使命を背に負いて
雄叫び叫ぶ声高し -
二 手稲の峯に雲晴れて
若き血潮の朝日かげ
時はきたれり今こそは
歌え凱歌を高らか -
三 立てよ乱打の鐘が鳴る
力と自由と団結の
三つは俺等の旗印
旗の正義の男旗
二中15期応援歌
作詞 長島 栯太郎(二中十五期)
作曲 林谷 良秋(二中十五期)
編曲 伊福部 昭(二中十五期)
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一 征け北原の熱血漢
日頃の力吾が技は
技けば玉散る径刀か
秋夜に澄める明月ぞ
荒熊吠ゆる北溟を
へいげんせんか幌西に -
※繰り返し
征けよ▲▲▲ 堂々▲▲▲
進め▲▲▲ 粛々▲▲▲
征きて破れ敵を▲▲▲
勝てよ▲▲▲ 二中▲▲▲
いざ勝てよ -
二 矢はつき弾果て剣折れ
無念の恨み胸に秘め
辛苦の涙有余年
根生えし力君知るや
攻勢の旗ひるがえし
我等が力示めさんか -
※繰り返し
征けよ▲▲▲ 堂々▲▲▲
進め▲▲▲ 粛々▲▲▲
征きて破れ敵を▲▲▲
勝てよ▲▲▲ 二中▲▲▲
いざ勝てよ
(注▲▲▲=手拍子3拍)
収録CDについて
制作協力(創立80周年祈念)
- 札幌第二中学校校歌・札幌夜間中学校校歌・札幌西高等学校校歌・「われら」第六回文化祭の歌
札幌西高等学校管弦楽団・札幌西高等学校合唱団(指揮:直江宣之先生) - 札幌第二中学校/札幌西高等学校応援歌・二中15期応援歌
西高12期有志及び長島栯太郎氏(二中15期) - 企画・編集 北海道札幌西高等学校 創立100周年・定時制90周年記念事業協賛会編集部